主な観点
中国企業は日本企業から経営理念を学ぶべき時に来て
金志国 青島ビール股份有限公司董事長
世界で最も長期存続をしている企業のトップテンはアジアで2社あります。この2社はどちらも日本にあります。その中で世界で最も長く続いている企業のトップも、日本企業であります。これは日本ビジネスの高度文明を示すものであります。我々中国企業は、今日本企業から学ばなければならない時にきています。まずは、経営理念を学ばなくてはなりません。中国企業は今皆“国際化”の目標を出してはいますが、我々はグローバル化の過程において、多くの企業は未だに浮き立った心境でおり、行き過ぎた行為を取っており、一夜にして国際化ができないかと考えています。これは極めて危険であります。中国企業の大部分は外部のものばかりに向かっており、つまるところ、ハードパワーに頼って、蓄積及び拡張をしており、企業内部の能力及び体制作りを無視しています。中国企業は今までは機会型であり、大部分の企業は投機に賭けてきており、それは金儲けの行為でありますが、しかし中国企業は今後、皆戦略的に行動しなくてはならず、そして未来に向かって、物事を成し遂げていかなくてはなりません。